eSIMと物理SIMどっちにする?|家族で両方試してわかった選び方【やっぱりアナログが好き】

eSIMと物理SIMどっちにするかのアイキャッチ画像 固定費の見直し

※本記事には広告(PR)を含みます。

格安SIMに乗り換えようとすると、最初に聞かれるのがこれです。

「eSIMにしますか?物理SIMにしますか?」

聞き慣れない言葉に、ここで手が止まる方も多いのではないでしょうか。

わが家は家族で両方試しました。家族のスマホの機種変更手続きは私が全部やっています。夫の端末は2024年にeSIMで日本通信SIMへ、2025年には物理SIMでahamoへ——つまり両方経験した上で、あえて物理SIMに戻しました。夫の経過を見た上で、私は物理SIMを選択しました。

先に結論を言うと、「急ぐならeSIM、モノがある安心感なら物理SIM」。どちらを選んでも料金は変わりません(日本通信SIMの場合。2026年7月時点)。この記事では、家族で両方使ってみた実感と、意外と知られていない手数料の話を書きます。

※私は通信の専門家ではありません。いち利用者の体験談です。料金・仕様は2026年7月時点の公式情報で確認しています。

そもそもeSIMと物理SIMって何が違う?

スマホが電話やネットにつながるには「SIM」という契約情報が必要です。その持ち方が2通りあります。

  • 物理SIM:小さなプラスチックのカード。郵送で届いて、スマホの横の小さなトレイに差し込む
  • eSIM:カードがない。スマホの中に契約情報を直接書き込む(ダウンロードする)

私も最初は「カードがないってどういうこと?」と思いました。実物がないと、本当につながるのか、契約完了するのか心配になりますよね。でも仕組みとしては、カードでやっていたことをデータで済ませるだけ。どちらも使い心地は同じです。

ひとつだけ注意点があります。古い機種はeSIMに対応していないことがあります。iPhoneならXS・XR以降が対応です(Apple公式・2026年7月時点)。わが家のiPhone SE(第3世代)は両方使える機種でした。

わが家の使い分け実績:家族4人でこうなった

誰がいつ・どこへSIMの種類
 2024年10月・日本通信SIMへeSIM(急いでいたので)
 2025年10月・日本通信SIMへ物理SIM(ゆとりを持って)
 2025年11月・ahamoへ物理SIM(あえて戻した)
息子 ドコモirumoからahamoへ物理SIM(ドコモのSIMがそのまま使えた)
 ドコモ最初から物理SIMで変更なし

同じ家の中にeSIM経験者と物理SIM派が同居しているので、両方の実感を比べられます。ちなみに息子のirumo→ahamoは、ドコモ系同士の乗り換えだったのでSIMカードの差し替えすら不要でした。こういうパターンもあります。

eSIMの実際:夫の場合(2024年10月・日本通信SIM)

夫が日本通信SIMに乗り換えたときは、とにかく早く使い始めたかったので、eSIM一択でした。

実際、eSIMの良さはここに尽きます。

  • 物理SIMの到着を数日待たなくていい。申し込んだその日に使い始められる(公式には「申込から最短20分」とあります。2026年7月時点)
  • SIMの入れ替え作業がない。小さなカードをトレイに載せる、老眼には緊張感のある作業です。。
  • 開通はQRコードを読み取る手順でした。画面の案内に沿って進めれば完了します

参考までに、私の物理SIMは申し込みから開通まで3日かかりました(詳しい手順はこの記事に)。この差は大きい。「今月中に乗り換えたい」など期限が迫っているなら、eSIMの速さは正義です。

そして夫はその後1年間eSIMを使いましたが、eSIMが原因で困ったことは一度もありませんでした。普段使いでは、物理SIMとの違いを意識する場面すらありません。

物理SIMの実際:私の場合(2025年10月・日本通信SIM)

夫のeSIMを1年間そばで見ていましたが、私は物理SIMを選びました。日程にゆとりを持って動けたことが前提ですが、理由はこうです。

もし端末が故障して電源が入らなくなったとき、eSIMだと「代わりのスマホに差し込んでとりあえず使う」ができない——これが私には引っかかりました。

わが家はiPhone SE(第3世代)を使っています。もし途中で壊れたら、Appleのサポートが続いていそうなら同じiPhoneを中古で買い替えるつもりです。そのとき物理SIMなら、カードを差し替えるだけですぐ電話が使える。手続きも、待ち時間も、なし。

それに、なにより目で見て分かりやすいのがいい。「ここにカードが入っている」と思えるだけで安心する——人は見た目に引っ張られるのです(アナログ~笑)。

物理SIMの弱点は「届くまで待つ」ことだけです。私の場合は申込から3日。ただし、届いてからの切り替え作業自体はわずか12分でした。急ぎでなければ、待ち時間は問題になりません。

手数料で見ると、実は逆転する(意外な話)

「モノがある方が安心」と書いてきましたが、公式サイトを調べていて面白いことに気づきました。再発行の手数料は、eSIMの方が圧倒的に有利なのです(日本通信SIMの場合・2026年7月時点)。

場面物理SIMeSIM
初期手数料(契約時) 3,300円 3,300円(同じ)
再発行(機種変更・紛失など) 3,300円(音声SIM) 1年に3回まで0円(4回目以降1,100円)

※再発行の3,300円は、電話ができる普通のSIM(音声通話SIM)の場合です。データ専用SIMは2,200円。

物理SIMは、紛失・破損の際の再発行に3,300円。eSIMはカードという「モノ」がないぶん、紛失しようがなく、機種変更時の再発行も年3回まで無料です。

つまりこういうことです。

  • 物理SIMの安心感=端末が壊れたときに強い(差し替えるだけ)
  • eSIMの身軽さ=SIMをなくす・機種変更する場面に強い(再発行無料)

どちらの「安心」を取るかは、自分のスマホの使い方次第です。

ちなみに日本通信SIMに変える事務手数料3300円はスターターパックを買うことでもっと安く抑えられます。私は結局2回ともポイント還元の高さから、yahooショッピングの眞由美というショップで買いました。

一度eSIMにした夫に、次は物理SIMを選んだ理由

そして2025年11月、夫がahamoに乗り換えたとき(その経緯はこちらの記事に書いてます)。eSIMを1年間、問題なく使った夫に次の乗り換えで選んだのは、物理SIMでした。

理由は私と同じです。「もしスマホが故障しても、物理SIMなら新しい端末に差し替えるだけですぐ使える」。急ぎの乗り換えでしたが、eSIMの速さよりも、この分かりやすさを優先しました。

eSIMに不満があったわけではありません。1年使って困ったことはゼロ。それでも「モノがある安心感」に戻ってきた——これがわが家のリアルです。

もし今後デュアルSIM(1台のスマホで2回線を持つ使い方)をやるなら、片方はeSIMになると思います。通信障害のときにもう1回線に切り替える備えとして、物理SIM+eSIMの2本立ては現実的な選択肢です(iPhoneはXS以降で対応。Apple公式・2026年7月時点)。

乗り換えたら、前のSIMは「8日間のお守り」に(ドコモに聞いた話)

もうひとつ、物理SIMの「モノ」ならではの実用的な話を。夫のドコモから日本通信SIMへの乗り換えで(2024年10月)、ドコモに電話で確認したことがあります。

  • もし日本通信SIMの電波が悪くて使えなかった場合、8日以内ならキャンセルしてドコモに戻れる(「電波がつながらない」などの判断は日本通信SIM側がする)
  • その場合、ドコモで使っていた物理SIMがそのまま使える
  • 8日を過ぎてから戻る場合は、初月は日割請求に。オンラインで手続きすれば事務手数料は無料、店頭での手続きの場合は3,850円(当時)
  • 使い終わったドコモのSIMは返却必須ではない。ドコモショップでの引き取りも可能で、分別ごみとして捨ててもよい

つまり——乗り換えて8日間は、前の物理SIMを捨てずに取っておくのがおすすめです。eSIMに乗り換える場合でも、手元に「戻り先の物理SIM」がある安心感。これも「モノがある」ことの心強さです。

※2024年10月にドコモへ電話で確認した内容です。現在のルールは各社にご確認ください。

結論:こう選べば失敗しない

eSIMが向いている人

  • 今日・明日から使い始めたい(申込から最短20分)
  • eSIM対応のスマホを持っている
  • 機種変更が多い(再発行が年3回まで無料)

物理SIMが向いている人

  • 急いでいない(届くまで数日待てる)
  • 端末が壊れたら、SIMを差し替えてすぐ使いたい
  • 目に見えるモノがある方が安心できる

料金プラン自体はどちらも同じなので、迷ったら物理SIMで困ることはありません。私のような「実物がある方が分かりやすい」タイプは、無理にeSIMにしなくて大丈夫。逆に、乗り換え期限が迫っているならeSIMの速さが助けてくれます。

まとめ:急ぐならeSIM、モノの安心感なら物理SIM

  • eSIMは時間的に速い。申込から最短20分、カードの到着を待たない、入れ替え作業もなし
  • 物理SIMは分かりやすい。端末が壊れても差し替えるだけ。目に見える安心感
  • 再発行手数料は意外にもeSIMが有利(年3回まで0円。物理SIMは3,300円)
  • 夫は両方経験して物理SIMに戻り、1年間のeSIM生活で困ったことはゼロ。どちらを選んでも後悔はない、が家族の結論です
  • 乗り換えたら、前のSIMは8日間捨てずに取っておく(キャンセルしてドコモに戻る場合、前の物理SIMが使えます)

なお、日本通信SIMの申し込み方法は変わることがあります。2026年7月時点では、申し込みに日本通信アプリとマイナンバーカードが必要です(私たちが乗り換えた当時の画像アップロード方式は終了しました)。最新の手順は公式サイトでご確認ください。

乗り換えの具体的な手順は、こちらの記事でどうぞ。

※料金・仕様は2026年7月時点の情報です。最新の内容は各公式サイトでご確認ください。

この記事を書いた人
Jiri

50代パート。家計の見直しと固定費削減を実験中。自動車保険を2年で半額にしたり、家族4人のスマホ代を安くしたり。実際にやってみた記録を書いています。

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