日本通信SIMに乗り換えた全手順|50代の私でもできたスマホ代見直し【物理SIM編】

日本通信SIM乗り換え全手順(物理SIM編)のアイキャッチ画像 固定費の見直し

※本記事には広告(PR)を含みます

「格安SIMって、なんだか難しそう」——私もずっとそう思っていました。

50代で初めてのMNP(電話番号そのままの乗り換え)でしたが、やってみたら スマホが使えない時間はほとんどゼロ。この記事では、私が実際にやった手順を日付入りでぜんぶ書きます。つまずいたところ、失敗して手数料を取られたところ(涙)も隠さず書きますので、「難しそう」で止まっている方が、読みながら一緒に進められたらうれしいです。

※私は通信の専門家ではありません。50代の主婦が自分でやってみた記録として読んでください。

結論:月額はこう変わった

  乗り換え前乗り換え後
プランirumo 3GB日本通信SIM 合理的シンプル290
内訳2,167円−ドコモ光セット割1,100円 基本290円(1GB)+追加2GB 440円 
月額合計 1,067円730円

月337円、年間で約4,000円の節約です。

「え、それだけ?」と思われたかもしれません。実は私、irumoにした時点でかなり安くなっていたんです。端末補償550円も外し、最適化していました。それでも乗り換えた理由は、金額だけではありません。日本通信SIMは 使わない月は290円だけ で済む従量制。外出が少なかった月は、さらに安くなります。

先にお伝えしておくと、大手キャリアとまったく同じ使い心地ではありません(地下鉄の走行中はつながりません)。そのあたりの正直な感想は後半に書きます。

日本通信SIMを選んだ理由

理由1 : 1GB追加が220円(ドコモは1,100円)

irumoでギガが足りなくなって1GB追加すると1,100円。日本通信SIMなら 220円 です。5分の1。

理由2 : データ上限を決められるから、課金の心配がない

私は「3GBまで」と上限を設定しています。上限までは自動で1GBずつ購入されますが、上限を超えたら自分で手続きしない限り追加されません。「気づいたら高額請求」が起きない仕組みなのは、本当に安心です。

理由3 : 実は通話料もドコモより安い

ドコモの通話料は30秒22円ですが、日本通信SIMは 30秒11円。半額です。さらに月390円で「5分かけ放題」か「月70分無料」を選べます(私が確認した2026年7月時点の公式情報です)。

理由4 : 夫が先に使っていて「問題ないよ」と聞けた

わが家は夫が1年前から日本通信SIMに乗り換えていました(夫はeSIM。その話はeSIMと物理SIMの比較記事に書きました)。「日常生活でまったく問題なく使えるよ」という身近な実例があったのは大きかったです。

正直に : 失ったものもあります

親がドコモで、ファミリー割引の家族間無料通話が使えていました。乗り換えるとこれがなくなります。でも今はLINE電話があるし、電話をかけても30秒11円。「これなら大丈夫」と割り切れました。

そして最後の決め手はこれです。「試してダメだったら、もう一回ドコモに戻せばいい」。そう思ったら、気が楽になりました。

乗り換え前の準備(ここで9割決まる)

私がやった準備は次のとおりです。

  1. スターターパックを先に買っておく(私はYahoo!ショッピングで2,480円。公式サイトから申し込むと初期手数料3,300円なので、少しお得です)
  2. キャリアメールを使っていないか確認(私はメールも端末補償も解約済みでした。キャリアメールを使っている方は、Gmailなどへの引っ越しが先です)
  3. dアカウントに、ドコモメール以外のメールアドレスを登録しておく(解約するとドコモメールが使えなくなります。dアカウントの連絡先がドコモメールのままだと、解約後にログイン確認などのメールが受け取れなくなります。解約後もマイドコモやドコモ光の手続きでdアカウントは使うので、ここは忘れずに)
  4. 今の契約の確認(更新月・端末の残債・オプション)
  5. 本人確認書類とクレジットカードの準備
  6. 家族の契約が自分名義になっていないか確認(ここ、重要です。後述の「落とし穴」につながります)

申し込みから開通までの全手順(実際の日付入り)

日付やったこと
9月14日 スターターパックをYahoo!ショッピングで注文(2,480円)
9月16日 スターターパック到着
10月16日 ドコモ(151)に電話してMNP予約番号を取得
10月16日 日本通信SIMアプリで物理SIMを申し込み(18時に申し込み完了メール)
10月17日 SIM発送の連絡
10月18日 SIMカード到着
10月19日 自宅で回線切り替え(所要30分弱)。この日から日本通信SIM生活スタート

ポイントを順番に説明します。

スターターパックは早めに買っておく

スターターパックには申し込み用のコードが入っています。私は9月に買って10月に使いました。夫のときは注文から3日かかったので、日程に余裕をもって手に入れておくのがおすすめです。

先に購入しておけば公式サイトの3300円よりも安く手続きができます。

MNP予約番号は「取得日を含めて15日間」有効

私は10月16日に取得して、有効期限は10月30日まででした。この期限から逆算してスケジュールを組みます。

MNP予約番号はネットでも24時間取れますが、私はあえて電話(151・受付9時〜20時)にしました。理由は、家族がらみの手続きが必要だったからです。1回の電話で、①MNP予約番号の取得、②ペア設定の廃止、③ファミリー代表者の変更(私→息子)、④支払い方法変更用紙の取り寄せ、の4つを済ませました。

家族の回線やドコモ光が自分名義に紐づいている方は、ネットより電話が確実です。

ちなみにドコモの方からは「回線切り替えは20日くらいまでがいい。25日くらいまでなら何とか間に合う。月末ギリギリはダメ」と教えてもらいました。そして「もし期限までに手続きが終わらなかったら、ドコモに戻るだけ」とも。失敗しても電話が使えなくなるわけではないと分かって、安心して進められました。

物理SIMは「マルチカットSIM」で届く

申し込むと「マルチカットSIMカード」が届きます。iPhoneはnanoSIMという一番小さいサイズなので、「サイズが合うのかな?」と不安になりましたが、マルチカットは必要なサイズを自分で切り離せる方式なので大丈夫でした。切り離すときにサイズを間違えないようにだけ注意してください。

切り替え当日 : SIMの入れ替えは「本当に最後」

10月19日、自宅で切り替え作業をしました。やったことは順番に:

  1. iPhoneのアップデートを済ませる
  2. 念のためバックアップを取る
  3. 日本通信SIMアプリを開いて、画面の案内どおりに進める
  4. ドコモのSIMを抜いて、日本通信SIMに入れ替えるのは一番最後

つまり、手続きの間もスマホはずっと普通に使えます。

どのくらいあっという間だったか、当時のメールが残っていました。

  • 14:21 MNP回線の申し込み受付メール
  • 14:33 回線切り替え完了。「SIMを入れて設定してください」の連絡(受付からわずか12分!)
  • 14:48 データ上限の設定、5Gオプション(無料)の設定まで完了

お昼過ぎに始めて、30分弱ですべて終わりました。「圏外のまま戻らなかったらどうしよう」という心配は、いりませんでした。

私がハマった落とし穴 : 家族の支払いとドコモ光

ここが今回いちばんお伝えしたいところです。自分ひとりの乗り換えのつもりが、家族の契約とドコモ光を巻き込みました。

MNP予約番号を取る電話で、ドコモの方に言われて初めて気づいたことです。

落とし穴1 : ドコモ光が私のスマホと「ペア」だった

わが家はドコモ光をスマホとセットにして、セット割を受けていました。私がドコモをやめると、この支払いのつながりが切れます。ドコモ光専用のdアカウントを作ったうえで、ペア廃止の書面が届いたら、月内に窓口でドコモ光のクレジットカード支払い手続きが必要でした(私は10月29日に窓口へ行きました)。

手続きをしないとドコモ光が請求書払いになります。幸いドコモ光は請求書払いでも手数料はかかりませんが、窓口に行く手間を考えると、早めに動くのが正解です。

落とし穴2 : 娘のスマホ代が私の回線と一括請求だった

娘のスマホ代を私の回線とまとめて払っていたので、私が抜けると娘の支払いが請求書払いになり、毎月475円ほどの手数料がかかるところでした。my docomoで娘の支払い方法をクレジットカードに変更して回避しました。

落とし穴3(実際に失敗) : eビリングの手続きを忘れた

娘の支払い方法を変更したとき、明細をWebで見る「eビリング」の手続きを忘れていました。翌月、紙の明細書が郵送されてきて、発行手数料230円を取られました(涙)。金額は小さいですが、毎月続いたらもったいない。支払い方法の変更とeビリングの設定はセットで、が教訓です。

ほかにも、ドコモのWeb明細が見られるのは当月までなので、必要な明細は乗り換え前に保存しておくと安心です。

家族の分をまとめて払っている方、光回線とセット割にしている方は、MNP予約番号を取る電話のときに「私が抜けると何か影響ありますか?」と聞いてみてください。

ドコモに電話する前のチェックリスト(保存版)

電話の前に確認しておくこと

□ 家族の回線が自分名義・一括請求になっていないか
□ ドコモ光が自分のスマホとペアになっていないか
□ dアカウントの連絡先メールがドコモメールのままになっていないか
□ 必要なWEB明細は保存したか(見られるのは当月まで)
□ スターターパックは手元にあるか

電話ですること・聞くこと

□ MNP予約番号の取得(有効期限をメモ)
□ 「私が抜けると、家族の契約や支払いに影響はありますか?」と聞く
□ ペア設定の廃止(家族の回線がある場合)
□ ファミリー代表者の変更(自分が代表の場合)
□ 支払い方法変更用紙の取り寄せ(必要な場合)
□ 回線切り替えのおすすめ時期を確認(月末ギリギリは避ける)

電話の後にやること

□ 家族の支払い方法の変更(マイドコモ)+eビリング設定もセットで!
□ ドコモ光のペア廃止書面が届いたら、月内に窓口で支払い手続き

乗り換えて8ヶ月。通信品質の正直な感想

2025年10月に乗り換えて、8ヶ月使った感想です。

  • 地下鉄の走行中はつながりません(駅に着くとつながります)。ただこれは格安SIM共通のようです
  • 普段の買い物、日曜・祝日のショッピングモールでも、つながらないと感じたことはありません
  • 私の使い方は、出先ではLINE・お店調べ・地図アプリくらい。動画は見ません
  • 家ではWi-Fiを使っています

「家にWi-Fiがあって、出先ではネットを見るくらい」という使い方なら、ストレスなく使えると思います。(あくまで私の環境・使い方での感想です)

こんな人には向かないかも

正直に書くと、次のような方には向かないと思います。

  • 店舗でのサポートが必須な方(日本通信SIMは店舗がありません。手続きはすべてアプリとWebです)
  • キャリアメールを手放せない方(先にGmailなどへの引っ越しが必要です。追加で330円払えばドコモメール持ち運びもできますが、その出費を許せるか)
  • 出先で動画をたくさん見る方・通信品質が最優先の方(その場合はahamoなど大手系の格安プランが折衷案だと思います。わが家の家族のスマホ代全体の見直しはこちらの記事に書きました)

まとめ:準備さえすれば、50代でもできた

最後に、手順をもう一度まとめます。

  1. スターターパックを早めに買っておく(2,480円・公式手数料3,300円より少しお得)
  2. キャリアメール・dアカウントの連絡先メール・家族名義・光回線のペアを確認する
  3. MNP予約番号を取る(家族がらみがある人は電話で。有効期限15日から逆算)
  4. アプリで申し込み → SIM到着 → アップデートとバックアップをしてから切り替え
  5. SIMの入れ替えは一番最後。スマホが使えない時間はほぼゼロ

やってみて思ったのは、「難しかった」ではなく「確認することが多かった」でした。作業そのものはアプリの案内どおりで大丈夫。そして、もしダメでもドコモに戻るだけ。

まずは今月の請求書で、スマホに毎月いくら払っているかを確認するところから始めてみませんか。

※料金・サービス内容は私が契約した2025年10月時点と、この記事を書いた2026年7月時点で確認したものです。最新の情報は必ず公式サイトでご確認ください。

この記事を書いた人
Jiri

50代パート。家計の見直しと固定費削減を実験中。自動車保険を2年で半額にしたり、家族4人のスマホ代を安くしたり。実際にやってみた記録を書いています。

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