「電力会社って、結局どこがいいの?」
わが家はずっとこれで迷ってきました。最初は楽天でんきにしたら安かったけど、最近高い気がする。見直して安い会社にしたいけど、また高くなったら嫌だな……。
そんな時に切り替えたのが「マネーフォワード でんき」です。2024年5月から2026年6月まで、2年2か月分の使用量と電気代のデータがあるので、公開します。きっと電力会社選びのヒントになるかと思います。
私は電気やお金の専門家ではありません。地域や家族の人数、オール電化かどうかで結果は変わります。あくまで「3人家族・都市ガス併用・マンション」のわが家の一例として読んでもらえたら嬉しいです。(料金は2026年7月時点のものです)
なぜマネフォでんきに変えたのか
きっかけは2つ重なりました。
ひとつは、それまで使っていた楽天でんきが高すぎたこと。「安いはず」と思って契約したのに、実は電力会社の比較見積もりを取ってみたら、かなり高かったことに気づいてショック!なぜ定期的に見直さなかったのか悔やみました。
もうひとつは、ちょうど同じ時期に家計簿アプリ「マネーフォワードME」を調べていたこと。(→マネーフォワードMEについての話はこちら)
調べるうちに気づいたのが、「マネーフォワード でんきを契約すると、マネーフォワードMEのプレミアムプランが無料で使える」という特典でした。プレミアムは通常、月額540円(税込・Web決済・2026年7月時点)。これが電気を切り替えるだけでタダになる。連携できる口座やサービスの数が増やせるし、家計の全体像がひと目で分かるから絶対外せません。(→プレミアム機能がすごい!エクセル家計簿をやめてマネーフォワードMEにした話はこちら)
しかも、試算してみたら電気代自体も楽天でんきより安くなりそう。それなら、と乗り換えました。
ちなみに同じ時期に「マネーフォワード光」への乗り換えも検討しましたが、こちらは調べてみたら隠れた費用で逆に高くなることが分かって断念しました。(→マネーフォワード光を断念した話はこちら)マネーフォワードだから全部お得、というわけではないんですね。
【本題】約2年間の電気代、実際いくらだった?
わが家の2年2か月のマネーフォワードでんきの実データがこちらです。
| マネーフォワードでんき | 金額・数値 |
|---|---|
| 月の使用量 | 253〜636kWh(季節で変動) |
| 2年2か月の合計 | 318,264円 |
| 月の平均 | 約12,241円 |
| 一番高かった月 | 2024年8月 21,828円(636kWh・エアコンフル稼働) |
| 一番安い時期 | 3〜5月ごろ 8,500〜10,000円 |
東京電力(従量電灯B)と比べたら?→ ほぼ互角でした
「じゃあ、昔ながらの東京電力ならいくらだったの?」が気になったので、同じ使用量で東京電力・従量電灯Bの料金を試算して並べてみました。
| 電力会社 | 2年2か月の合計 | 月平均 |
|---|---|---|
| マネフォでんき(実際に払った額) | 318,264円 | 約12,241円 |
| 東京電力・従量電灯B(試算) | 327,639円 | 約12,601円 |
差は2年2か月で9,375円。1か月あたり約360円です。(マネフォが安かった)
マネフォでんき(実額)と東電(試算)を月のグラフにしたものがこちら。

夏はエアコン、冬は暖房でどうしても跳ね上がります。逆に春と秋はぐっと下がる。この波は電力会社を変えても基本は同じでした。
2026年の5月から電源調達調整費(黄緑の棒グラフ)が高くなったせいで、マネフォでんき(オレンジの折れ線)が東京電力(青の折れ線)よりも高くなっています。ここ数か月の様子は注視する必要がありますが、約2年間でなんだかんだ言っても、マネフォでんきにしてて大丈夫だったんだと納得しました。
マネフォと東電の「勝ち負けグラフ」です。

感覚的にこちらのグラフの方がイメージしやすいかも。オレンジが上に出ているときはマネフォの勝ち。青が下に出ているときは東電の勝ちです。
マネフォでんきは電気の市場価格に連動するタイプなので、市場が高いと「電源調達調整費」という項目が上がります。毎月趣味で東電と比較していますが、この項目が高い月は、明細を見てドキッとします。安い時期はうれしいけれど、高い時期はそわそわします。それは自分が「市場の動き」という世界経済に触れている証拠。高くなったことに気づけるのも、マネフォで家計を可視化しているからこそ。何も考えずに払い続けるのをやめることが、家計を守る力になっていると思います。(※電気料金の仕組みは各社・時期で変わりますのでその都度ご確認を)
市場連動型は心配だけど、トータルで得してる
電気代そのものは2年2か月にならすと月360円マネフォの方が安かったので、市場連動型と言っても、長い目で見たら損ではないのかもと感じました。ですが、最近の電気の市場価格が上がっているため、2026年5〜6月の東電との差が過去一大きいのが心配要因です。
マネフォでんきを使うことで、マネーフォワードMEのプレミアム(月540円相当)が無料になった分も考えてみました。
集計した期間で計算すると、540円 × 26か月(2年2か月) = 14,040円分のプレミアム機能をタダで使えたことに。毎月の額は小さいかもしれないけど、電気代9,375円+プレミアム費14,040円=23,415円の固定費を削減できてます。これを家族とのランチ代の足しにするもよし、コーヒーメーカーを買い替えするもよし。固定費を削減して、新たな楽しみを考えられるのも嬉しい。
※注意点として、すでにプレミアムの有料会員になっている場合は「自動更新を止めてから」無料が適用されるなど、細かい条件があります。切り替え前に公式でご確認を。
まとめ:電気代も大事。暮らしにハマるかも大事。
約2年間のデータを並べてみて、わが家の結論はこうです。
- 電気代そのものは、東京電力とほぼ互角(月360円ほどの差)
- 市場連動なので、高い月はドキドキする
- でもマネーフォワードMEのプレミアムが無料になる分、家計簿を使うわが家には合っていた
2026年7月現在では、電気代も、自分の暮らしにハマるのも両立できてるかも、というのが2年使っての実感です。市場連動型の電力会社に不安を感じている方の参考になれば幸いです。
✅「燃料費調整額」や「電源調達調整費」の項目を明細で比較
✅アプリ代などの「セット特典」を含めて計算
どんなに良い電力会社でも数年たてば条件が変わってくるので、定期的に見直しをおすすめします。まずは今の明細と東電の料金を比べることから始めてみてください。



