スマホ代の見直しというと、「家族全員で安い格安SIMに乗り換える」というイメージがありませんか?
わが家の結論は違いました。4人それぞれ使い方が違うので、行き先も4通り。結果、家族合計のギガは20GB→68GBに増えて、料金は月1,811円(年間21,732円)下がりました。
この記事では、ドコモのシェアパック解約から始まった、わが家のスマホ代最適化の全記録を、実際の金額つきで公開します。
結論:家族4人でこう変わった
| 家族 | 変更前 | 変更後 | 行先 | 満足度 |
|---|---|---|---|---|
| 私 | 1,617円(3GB) | 730円(3GB) | 日本通信SIM | ◎ |
| 夫 | 2,827円(3GB) | 2,970円(30GB) | 日本通信SIM→ahamo | 爆上がり! |
| 息子 | 4,067円(9GB) | 3,550円(30GB) | ahamo | 神レベル |
| 娘 | 2,365円(5GB) | 1,815円(5GB) | ドコモのまま補償のみ解約 | 〇 |
| 合計 | 10,876円(20GB) | 9,065円(68GB) | 助かってる |
夫だけ料金がわずかに上がっていますが(+143円)、3GB→30GBへ、10倍と大増量なので納得です。「安くする」だけでなく「必要な人にはギガを足す」——それが今回の見直しのテーマでした。
まずは「重りを軽く」——キャリアを変える前にできること
見直しの一番はじめは、ドコモのシェアパックの解約でした。シェアパックやセット割引は、家族をひとかたまりにする分、一人ひとりの最適化を阻みます。解約だけで1記事書けるくらいの大変さでしたが、この先、自分に何かあったときに家族が困らないためにも、早めに分けておくほうが良いと思います。
当時は「大手キャリアを変えるなんて怖くてできない」と思っていたので、まずはドコモのまま、できることから始めました。
ドコモケータイ補償(月550円×3人分:私・夫・娘)を解約しました。端末をリフレッシュ品と交換してくれるメリットはありますが、バッテリー交換は補償対象外。「壊さないメンバーには意味がない」というのが理由です。
端末補償は「人によって答えが違う」
息子は違いました。よく画面を割るので(実際、補償で交換してもらってから解約しました)、機種変更のタイミングでAppleCare(月580円)に加入。こちらはバッテリー交換が無料で、画面割れも安く直せるので、息子にだけは今もかけています。スマホの修理代で人生は破綻しないから、基本は不要。でも息子のように頻繁に壊す場合は、『修理代のサブスク』として割り切って入るのも一つの戦略かなと。
補償は「全員解約」でも「全員加入」でもなく、壊す人・壊さない人で分ける。これがわが家の結論です。
キャリアメールの解約(月330円×2人分)
ドコモメール(月330円×夫・息子)を解約。登録先のメールアドレスを少しずつ変更していき、ようやく解約できました。私はプラン変更のタイミングで解約済み。
娘はプランの中にメールが無料で含まれていたのでそのままですが、いずれ手放せるように、最初から使わせていません。
通話オプションの点検
5分通話無料オプションは、実際の通話時間と料金を比べて、「そのまま通話料を払う方が安いのか、オプションを付ける方が安いのか」を人ごとに判断しました。
それでも格安SIMが怖かった——「回線を借りている」と知るまで
家族みんなドコモだったので、同じドコモのahamoに変えることには全く抵抗がありませんでした。でも、日本通信SIMに変えるのにはものすごく抵抗がありました。当時の私の格安SIMのイメージは——
- つながらない
- 固まる
- 移動すると途切れる
- 得体のしれないもの
でも調べてみると、日本通信SIMはドコモの回線を借りてサービスを提供している、つまり電波はドコモと同じ網だとわかりました。ドコモからの乗り換え先として、実はとても相性がいいのです。
格安SIM各社は、ドコモ・au・ソフトバンクいずれかの回線を借りて運営されています。今の電波に満足しているなら、同じ回線を借りている会社を選ぶ——これが不安をひとつ消してくれる考え方でした。
家族4人、行き先は4通り
私 : あまり使わない → 日本通信SIM(月730円)
使っても3GBくらいなので、日本通信SIMのシンプル290プラン(290円)+2GB追加(220円×2)で月730円。タイミングを見て乗り換えて、全く問題なく使えています。
- 変更前 : irumo 3GB 2,167円+スマホ補償550円-ドコモ光セット割1,100円=1,617円
- 変更後 : 日本通信SIM3GB 730円
夫 : ポケモンGOで大容量 → 日本通信SIM、そしてahamoへ
夫はポケモンGOをよくやるため、3GBでは足りなくなり、まず日本通信SIM(20GB・1,390円)へ。多少の混雑で通信が引っかかることはありつつ、1年ほど使いました。
ところがゲームのデータが重くなってきて、固まることが増え、最終的にahamo(30GB・2,970円)に変更しました。もとのirumo時代(2,827円)と比べると+143円。ほぼ同じ料金で、ギガは3GB→30GB(なんと10倍!)になった計算です。
- 変更前 : irumo 3GB 2,167円+スマホ補償550円+5分通話880円+ドコモメール330円-ドコモ光セット割1,100円=2,827円
- 1回目変更 : 日本通信SIM 20GB 1,390円+ドコモメール330円=1,720円
- 2回目変更 : ahamo 30GB 2,970円(5分内通話無料)
格安SIMで足りるかどうかは使い方次第。ゲームや動画をたくさん使う人は、大手系のオンラインプラン(ahamoなど)のほうが安心——これが夫の1年がかりの実験結果です。
息子 : ヘビーユーザー&山にも行く → ahamo
息子は全国を飛び回り、山の中まで行くので、基地局の多いドコモ回線を続けたいと考えました。9GBでは足りずahamo(30GB)へ。ギガは3倍になり、料金は月517円下がりました。
- 変更前 : irumo 9GB 3,377円+AppleCare 580円+メール330円+5分通話880円-ドコモ光セット割1,100円=4,067円
- 変更後 : ahamo 30GB 2,970円(5分内通話無料)+AppleCare 580円=3,550円
娘: 13歳・初スマホ→当面ドコモのまま
娘はスマホ初契約で、ドコモのU15はじめてスマホプラン(1,815円・5分内通話無料とメール込み)。これ自体がかなり割安なので、スマホ補償(550円)だけ解約して継続です。5GBで足りていて、足りない月だけ1GB追加(1,100円)。プラン対象が終わる19歳まではこのままの予定です。
その後は使い方を見て、人が集まる場所でのつながりやすさも考えつつ、別回線(ソフトバンク回線のLINEMOなど)も候補にしています。
わが家の教訓
- 順番が大事:重りを軽く(補償・メール・オプション・シェアパック)→回線の仕組みを知る→人ごとに最適プランへ
- 「全員同じ」より「それぞれ最適」:安さ最優先の人、ギガ優先の人、電波優先の人で答えは変わる
- セット割は「消える割引」も計算に入れる:わが家はドコモ光セット割(-1,100円)を失っても、乗り換えた方が安くなりました
- 一度で正解を引かなくていい:夫は2回変えました。まず1年使ってみて、合わなければまた変えればいいのです
※文中のirumo・U15はじめてスマホプランの料金は契約当時のものです。irumoは2025年6月に新規受付を終了しています(現在のドコモの低容量プランは「ドコモmini」)。最新の料金・受付状況は各社公式サイトでご確認ください。
まとめ : まずは「請求書の内訳」を見るところから
わが家のスマホ代見直しは、乗り換えの前の「重りを軽くする」だけでも月2,000円以上変わりました。まずは家族それぞれの請求書の内訳と、毎月のギガ使用量を確認するところから始めてみてください。
「格安SIMが怖い」と感じている方へ。その怖さの正体は、私の場合「仕組みを知らないこと」でした。回線は大手から借りている——それを知るだけで、一歩が軽くなるかもしれません。
お読みくださってありがとうございました。



