ドコモ光からマネーフォワード光への乗り換えを断念|でも最大12,000円分得した話

固定費の見直し

固定費の見直しでスマホ代の次に手を付けたのが、光回線でした。

「ドコモ光からマネーフォワード光に変えれば、月500円くらい安くなりそう」——そう思って申し込んだのに、3時間後には乗り換え取りやめの電話をしていました。理由は、申し込み前の料金表には出てこなかった2つの費用です。

乗り換え記事はたくさんありますが、「やめた話」はあまり見かけません。でも、比べた結果「変えない」と決めるのも立派な見直しだと思うので、検討した数字を全部公開します。結局12,000円分お得になったおまけ話も。ひかり電話(固定電話)やプロバイダのメールを使っているご家庭には、特に参考になるはずです。

※私は通信の専門家ではありません。2025年11月のわが家の体験談として読んでください。料金は当時のものです。

結論:乗り換えると、逆に月385円高くなるところでした

先に数字をお見せします。すべて税込です。

申し込み前に想定していた金額

回線想定月額
マネーフォワード光(マンション・1ギガ)   3,850円  
ひかり電話  550円  
合計 4,400円  

現在のドコモ光が電話込みで4,950円なので、月550円安くなるはずでした。

ところが、電話で聞いた実際の見積もりは、

回線見積額現在
ドコモ光4,400円
マネーフォワード光(マンション・1ギガ)  3,850円
ひかり電話550円550円
端末設備料495円なし
ぷららのメールアドレス継続(2つ分)440円無料
合計5,335円4,950円

現在のドコモ光(4,400円)+ひかり電話(550円)=4,950円と比べると、乗り換えたら5335円で、月385円高い。安くなるどころか、逆転してしまいました。

「安くなるはず」がひっくり返った、2つの隠れ費用

隠れ費用1:ひかり電話に付いてくる「端末設備料」495円

マネーフォワード光でひかり電話を使う場合、電話のオプション料550円とは別に、端末設備料495円がかかると見積もりの電話で言われました。申し込み前に見ていた料金ページでは気づけませんでした。

今のドコモ光では、この項目は取られていません。回線代に含まれているんでしょうね。他社にして固定電話を使い続ける前提だと、この495円が毎月ずっと乗ってくることになるんですね。

隠れ費用2:プロバイダのメールアドレスを残す費用440円

わが家はドコモ光のプロバイダが「ぷらら」で、メールアドレスを夫が使っています。今はぷららのポイントのおかげで実質無料です。

乗り換えるとぷららの契約が切れるので、メールだけ残す手続きが必要になります。メインのアドレスは私が使っていて、現在はGmailに移行済みで、使用していません。サブのアドレスを夫が使っていて、サブだけ残すことはできず、メインとセットで2つ分。これが月440円でした。

キャリアメールと同じで、プロバイダのメールも「引っ越しの荷物」になるんですね。スマホの乗り換えで経験済みのつもりでしたが、光回線にも同じ落とし穴がありました。

【2026年7月追記】この記事を書いたあと、状況が変わりました。2026年春からぷららポイントでメール料金をまかなえなくなり、現在はサブメール分220円を毎月支払っています。これで両者の差は月165円まで縮まりました。固定費は「一度比べて終わり」ではなく、こうして条件が変わっていくものですね。差がひっくり返ったら、あらためて検討します。

申し込みから断念まで、実際は3時間の出来事でした

当日の流れを時系列でまとめます(2025年11月・平日の木曜日です)。

時刻できごと
 昼マネーフォワード光のサイトから乗り換えを申し込み(仮申し込み)
15時案内に沿ってドコモ光に電話。「事業者変更承認番号」を取ろうとしたら、思わぬ壁が(後述)
17時マネーフォワード光から確認の電話。ここで初めて実際の見積もりを聞き、隠れ費用が判明
18時ドコモ光に再び電話して、乗り換えの取りやめを決断

つまずき : NTTの名義が夫のままだった

ドコモ光は私の名義なので、承認番号もすぐ出ると思っていました。ところが、元になっているNTTの回線が夫名義のままだったのです。名義を私にそろえてからでないと番号は発行できず、「1週間から10日かかります」とのこと。

(ちなみに後で問い合わせたら、名義変更は2時間ほどで終わっていました。案内された日数より早く終わることもあるようです)

昔からの固定電話を引き継いでいるご家庭は、「今の回線の名義が誰か」を先に確認しておくと、ここで足止めされずに済みます。

順番の教訓 : 先に「今の回線会社」に電話するのが正解

私は乗り換え先のサイトの案内どおり、マネーフォワード光への申し込みから始めました。でも振り返ると、先にドコモ光に電話して、名義・違約金・見積もりへの影響を確認してから申し込む方がスムーズでした。乗り換え先への申し込み自体は、あとからでも間に合います。

乗り換え断念。でも電話しただけで最大12,000円分の割引をゲット

ドコモ光を続けると決めたら、思わぬおまけが2つ付いてきました。

ドコモ光継続ありがとうポイントの画像
  • 引き止めキャンペーンのdポイント:最初の電話で「1回限りですが、続けていただけたら毎月1,000ポイント、最大12,000ポイント」という提案があり、継続を決めたのでありがたく受け取ることに。(上の画像は今日までもらったポイントです)他社ではよく聞く話ですが、ドコモ光にもあったのね!と驚きでした
  • 解約金が下がった:契約を確認したところ、2年ごとの更新の仕組みは変わらないものの、途中でやめた場合の解約金が8,800円から4,180円に変わっていました

乗り換えを検討して電話しただけで、今の契約の条件を確認できて、ポイントまでもらえた。「検討すること自体にも価値がある」と実感しました。

光回線を乗り換える前のチェックリスト

今回の経験を、これから検討する方向けにまとめます。

  • ひかり電話(固定電話)を使っていますか? → 乗り換え先の「電話オプション料」以外に、端末設備料などの追加費用がないか確認
  • プロバイダのメールアドレスを使っていますか? → 残す場合の月額と、「サブだけ残せるか」を確認
  • 回線の名義は自分ですか? → NTT回線が家族名義だと、手続きが止まります
  • 見積もりは「電話で聞いた合計額」で比べましたか? → サイトの料金表だけで判断しない。オプション込みの総額で今の請求額と比較
  • 今の回線会社に「やめようと思っている」と伝えましたか? → 引き止め特典や、契約条件の最新情報を確認できることがあります

    わが家は「まだ早かった」だけ

    誤解のないように書いておくと、マネーフォワード光が悪いわけではありません。ひかり電話とプロバイダメールを使っていない人なら、見積もりどおり安くなる可能性が高いと思います。

    実際、事前に確認したところ、ドコモ光で使っている回線の機器(ONU)やルーターは、マネーフォワード光でもそのまま使えるとのことでした。機器の買い替えや面倒な配線のやり直しは不要で、乗り換えのハードル自体は低いのです。

    わが家の場合は、固定電話とメールという「昔からの荷物」があったので、今回は見送り。固定電話を手放す決心がついたら、もう一度検討するつもりです。その時は乗り換えの手順も記事にしますね。

    ちなみに、私がスマホをドコモから日本通信SIMに乗り換えたときも、ドコモ光の支払いまわりでひと騒動ありました。その話はこちらの記事に書いています。スマホと光回線、割引を狙っていたけど「セット割」って不自由だと思い知りました。

    まとめ : 料金表ではなく「見積もりの総額」で決める

    • 光回線の乗り換えは、サイトの料金表と実際の見積もりが違うことがある(わが家は月550円安くなるはずが、385円高くなる見積もりでした)
    • ひかり電話・プロバイダメールを使っている家庭は、追加費用を電話で確認してから申し込む
    • 比べた結果「変えない」も立派な結論。検討したこと自体が、契約条件の確認とポイントにつながりました

    固定費の見直しは「乗り換えたら正解」ではなく、「数字で比べて納得して選んだら正解」なのだと思います。

    ※料金・キャンペーン内容は2025年11月時点のわが家のケースです。契約条件により異なりますので、最新の情報は各公式サイトでご確認ください。

    この記事を書いた人
    Jiri

    50代パート。家計の見直しと固定費削減を実験中。自動車保険を2年で半額にしたり、家族4人のスマホ代を安くしたり。実際にやってみた記録を書いています。

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